この本を紹介します。
詳細な解説や根拠などは、本の中に記載されていますので、手に取ってお読みになることをお勧めします。
はじめに
すべては自律神経から始まる。
だからこそ自律神経を知り、
整える術を手に入れれば、
いまみなさんが感じている不調や病も、
きっと遠ざけることができます。
自律神経が乱れたら、なんでいけないの?
自律神経が乱れる原因①
- 精神的なストレス
- 過労による肉体疲労
- 睡眠不足
- 偏った食生活
- 加齢
自律神経が乱れたら、なんでいけないのか?
- 病気の入り口になる
- 好きだったことが嫌いになる
- 産後クライシス(赤ちゃんの健康状態、幼稚園などのお付き合い、育児休暇後の仕事復帰)
- がんの発症に関係することもある(交感神経の緊張が、がんを進展させうる)
- 日々発生するがん細胞は、白血球がやっつけてくれるが、自律神経が整っていることが条件
- 学校に行けなくなる
自律神経が乱れる原因②
- 目の老化現象(眼瞼下垂による無理な顔の筋肉の動き)
- SNS依存症
- リモートワーク(ひとりぼっち、集中力のキープが難しい、子どもが気になる)
自律神経が乱れたら、どのような症状が出る
- 精神的不調(不安、不眠、情緒不安定、イライラ、集中力の低下)
- 身体的不調(吐き気、多汗、倦怠感、頭痛、肩こり、便秘、手足のしびれ、動悸、不整脈、めまい、不眠など)
- たとえば、起立性調節障害(OD)が、小中高生に起こる:朝起きられない、頭痛や腹痛、心拍数向上などの症状は、周囲から誤解を受けやすく、仮病やサボりという先入観でさらに本人を追い込んでいる。
- それから、更年期障害にも影響している(最近は20代、30代の女性でも強いストレスで似た症状が出る)
- 男性更年期もある
そもそも、自律神経って何?
私たちの体や心を自動で「ちょうどいい感じ」にしてくれる機能です。
車に例えると、交感神経はアクセル、副交感神経はブレーキです。
時計遺伝子を正常に保つには、規則的な睡眠と食事が大切
元気で長生きするには、毎日入浴して血流をよくしよう
自律神経のためには、「怒らない」「ゆっくり話す」こと
自律神経は、気圧と密接な関係があります。気圧が下がることで交感神経が活性化しにくくなり、気分が落ち込んだり、頭痛が起きやすくなります。(耳を温めると症状が和らぐかも)
自律神経が乱れやすいのは、意外にも水曜日、木曜日、金曜日の疲労が蓄積するころ
気温の変化が大きいときも自律神経が乱れやすいので、服装でこまめに調節しよう
笑顔で呼吸を安定させると自律神経も安定し血流も良くなり若返る
腸内環境が整えば、自律神経も整います
なぜなら、「脳」と「腸」は強く連携しているから
朝一杯の水で、腸を刺激して副交感神経が低下しすぎないようにする
幸せホルモンのセロトニンは95パーセントが腸でつくられる
発酵食品を食べて腸内環境を改善しよう
蕎麦や人参、ごぼう、さつまいも、玄米などの食物繊維で排便をスムーズにして腸を整えよう
それには、みそ汁がいい
食べ過ぎに注意
自律神経を整える生活習慣
朝日を浴びる
夜は仕事のメールは読まない
腸を常に一定の勢いで動かすために、一日三食のリズムを守ろう
長生き呼吸法をマスターしよう「鼻から三秒吸う、口から六秒吐く」これを一日一分
①足を肩幅程度に開き、まっすぐ立つ。肩の力を抜き、両手を脇腹にあてて、肋骨の下を軽くつかむ。
②3秒間、鼻から息を吸いながら、上体をそらして両手の力を緩める。
③6秒間、口からゆっくり吐きながら、上体を前に倒し、両手で脇腹の肉をおへその側に集め、腸に痛くない範囲で、適度な刺激を与える。
夕食後のウォーキングで免疫力を高めよう(寝る3時間前、30分~1時間)
自律神経の衰えは、寝たきりや認知症につながる
ウォーキングのときに写真を撮って副交感神経を高めよう(あとで見返すのもいい)
テンポやビートが一定の音楽を聴いて自律神経を整えよう
アニマルセラピーを活用しよう
心を無にする1日15分の塗り絵タイムを
1日の終わりには、「三行日記」で心のデトックスを
- 1行目:今日失敗したこと
- 2行目:今日一番感動したこと
- 3行目:明日の目標