書評– category –
-
おれたちの歌をうたえ 呉勝浩 昭和に起こった朝鮮人一家の悲劇に関わった日本人たちの末路を、日本の文壇の作品を織り交ぜて描写してみせた長野での遠い思い出
-
徳川埋蔵金はここにある バーテンダーのミサキさんは二十代の美人、彼女に対抗する歴史学者と学生の安田君らに対しミサキさんが唱える新説が既成の歴史を破壊する!
-
Googleとトヨタの比べる仕事術 あなたは、どっち? 伝統的な日本企業のトヨタと、シリコンバレー発のITスタートアップであるグーグルは、業種も違えば、主要な職種も違うが、企業の普遍的な課題に対する仕事術にはある種の共通性があった
-
スナック 墓場 なんだか、この街に住んでいるような気になってしまう バイトのハラちゃん 細身の美園ママ 色気のない克子の三人の身の上話も聞いてみようか
-
戦争を知っている最後の政治家 中曽根康弘の言葉 激動する世界情勢で岐路に立つ日本はどう進むべきか、戦争に従軍し敗戦を迎えた経験を持つ中曽根康弘氏の日本への提言から感じ取りたい。
-
あなたの人生逆転させます 新米療法士・美夢のメンタルクリニック日誌
-
街の灯 北村薫 大正から昭和初期にかけての華族、士族の方々の衣食住が描かれ、お嬢様たちが好奇心に満ちていたあのころがなぜか愛おしい
-
大河への道 立川志の輔 新作落語「大河への道 伊能忠敬物語」小説版 感動
-
田丸雅智 マタタビ町は猫びより 猫が主役というか、猫と人間の共存のファンタジックな猫目線の物語である
-
平家の全盛から源平の争乱へとなだれ込んでゆく時代に、推理力を武器に生き抜いた頼盛の生涯を描く、歴史ミステリー連作集