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サラマンダーとは、山椒魚のことであるが、調べると「西洋の伝説上の動物。火中に住むヘビ・トカゲの類で、火の精とされる。」らしい。内容とはあまり関係ないように思えるが、ご見識のある方がおられれば、お聞かせ願いたい。
18世紀のスロヴァキアの城が、機械仕掛けで、常に床や壁が動いているという設定は面白い。そんな城があったら迷宮だ。
構成としては、イントロとエピローグの状況設定の間に挟まれて、この奇妙な話が語られる形式となっている。
内容はやや難解で、100ページ目あたりでめげそうになったが、「無限の書」とはどんなものか知りたくて、がんばって読了したが、無限の書というもについてはよくわからなかった。ひょっとして、この本自身のことを言っているのか!
ガクっ…(やられた。。。)。
そして、物語っていた女の人こそ、この奇妙なお話の主人公であったというオチが付いていた。
〆